心理は、最初、暫く沈黙したままでした。
それで、一言目は、ポツリと、「人がひとり、死ぬって、どういうことなのでしょう…」と呟きました。それから、「肉体と魂があって、肉体は結局ただ骨として残るだけで、魂も見えるものではないし…、どうなるのでしょう…、無とか…」、ということなのでした。それからまた、「死ぬのは、生まれたからで、そうやって生まれてから死ぬまでの時間っていうのは、一体、何なのでしょうね…」、とか。
という具合に、質問というか呟いたわけですが、先生からは、「色々、質問しても、僕たちも、答えられないよ。それに、カウンセリングでやることじゃないからね」、と言われました。なお、カウンセリングでやることは、「そう呟いているだけでなくて、話のキャッチボールをしていくことなんだよ」、というようなことなのだそうです。
それから、また長い沈黙とかも、結構、何回もありました。
そういった中、「“夜空”は、なんで、こんな『性格』になったのでしょう…」とかいうことも、また呟いて、「こんなって、どんな?」的に聞かれて、「物事の選択・決定が出来ないことや、人としての温かい『こころ』がないこととか…」、です。
そうして、先生からは、「何か、あったの?」と尋ねられました。それに対し、「“夜空”って、楽な人生を歩んできたのでしょうか…」と呟き、「で、何か、あったんじゃない?」と再び尋ねられ、「楽な人生だったね」と言われた件について、少しだけ話をしました。ただ、先生にも指摘されたことですが、「“夜空”の中に、その前後の覚えが無く、分かりません」なのですが、先生曰く、「それほどに、ショックだったんだろうね…」、だそうです。
そうこうして、突如、先生に、「ねぇ、“夜空さん”って、泣いたこと、ある?」、と質問されました。答えは、「あまりないです」、です。先生は、「表わしたくないのかなぁ…」的なことを言われた気もします。
最後は、「“夜空さん”が、最初から、生きる死ぬの話をする時は、“夜空さん”が、相当しんどい時っていうことだと、もう、みんな、分かってるよ」、と言われました。
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診察も、最初、暫く沈黙したままでした。
それから、「心理で言ったことと一緒です。人が死ぬって・・・」と言うと、「心理で言ったなら、別の話にしましょう」ということになり、「先週、『良いこと探し』の話したけど、何かあった?」と聞かれました。それで、「特に何も無いです」、です。すると、先生は、「あぁ、この服、かわいい、いいなぁ、とか、無いの?」、みたいなことを言われましたが、“夜空”の答えは、「無いです」、です。
そうして、「そもそも、内面が醜い人が、外だけ取り繕っても仕方が無いですし…」、と呟き、先生は、「醜いって、どんな所が?」と言われ、「物事を頑張れない、動けない、人の気持ちを考えられない、時間の概念が持てない、人との約束を守れない、・・・」、とかいうようなことを答えたと思います。なお、「言い出したら、限が無いです」であり、「そもそも、“夜空”という人間が、ここに生きていること自体が醜いです」であり、なのでした。先生は、「そんなこと、ないと思うけど?」、とか、言われた気がします。
一番最後は、処方薬の確認で終わりました。
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デイケアは、午前中は、何やら私的な雑務(?)をしていたら終わりました。
午後は、プログラムで、訪問看護のスライド説明がありました。
ちなみに、今月は、“夜空”の[デイケア面接]の月なのですが、まだ事前用紙を提出出来ていなくて、スタッフに催促(?)されました。